久々のコラムは 「矯正した髪に パーマをかける」について です
「クセが気になる」「ひろがる」「骨格上シルエットが気になる」などなど
何かと髪についての悩みを抱えてしまう場合 一度は試みたことが ある方も多いのではないかと思われる施術が
「矯正」でございます
（略して「縮毛」と呼称されることがありますが わたしは「矯正」という言葉しか使用しません）
特徴は 途中に使用しますアイロンにて 「水抜き」「乾燥」による変性を行うことで スタイリングした際も 真っ直ぐな状態をキープすることが出来る と そういうことでございます
このところは この「矯正」施術を行う（行った） お客さまのご意見も時代の流れと共に変わってきていまして
「真っ直ぐになり過ぎるのはイヤだけど クセはしっかり伸びていないとイヤだ」
こちらの意見が1番多く
そして
「カラーリングを優先したいから ダメージのことを考えて 矯正を卒業しようかと」
こちらの意見も多いので お客さまのご希望を最優先して 強く「矯正」をすすめることも かなり減ってきました
そして本題
「矯正してあるんだけど 毛先にパーマかけたい！！！」
こちらのオーダーをいただくことも増えています
「根元の伸びたクセの矯正のみを行い続けることで 毛先の ぱつんとした質感に飽きた」 「やわらかくしたい」 「巻くのが面倒」 という理由が多いと思うのですが
このオーダーにお応えするのに とても緊張感がありますのです
アイロンの熱による変性を行い まさに矯正を行っている為に 弾力のあるカールがつけにくいからです
また パーマがかからなかった場合 「ただ傷んだだけだった」という結果を招く恐れがあるからです
ですので じっくり履歴をカウンセリングさせていただいた上で 診断をします
そして
パーマがかかるか
ダメージが酷くなり過ぎないか
ぎりぎりまで悩み
そして それらを考慮して 決定させていただいております
熱を与えた髪には 熱で対応します 従いまして 矯正をした髪にパーマをかける場合は 基本的に デジタルパーマでの施術になります
もちろん カールアイロンを使用しての「巻き」が上手な方は そもそもパーマをかける必要がないのでは？？ というご提案をさせていただいております
パーマをかけるにあたって すてきなスタイルにならないと想定した場合は 施術を行わない場合もございます ご了承くださいませ☆
