髪が傷み過ぎてしまったら どうなるのですか??
という ご質問を受けることが ございます
また
髪が傷んでも 元に戻るよね??
と 念を押されることもございます
と いいますのは
「髪が傷む」ということが どういうことか わからない
そして
例え 髪が傷んでも お店で施術するトリートメントなどの技術で 元に戻る
というように お思いの方もいらっしゃるということなのかなー?? と 解釈しております
今日は 「髪の傷み」について 書かせていただきます
髪は 毛穴の中にあります「毛母細胞」さんが 「毛乳頭」さんからの栄養をいただきつつ 日々 髪を一生懸命 作ってくださっています
頭皮の内側で生成され 頭皮の外側に向かって旅立って行きます
これこそが「髪が伸びる仕組み」となります
「毛乳頭」さんと「毛母細胞」さんとのコンビネーションにより 細胞分裂が行われ 新しい「髪」が作られているのは
毛穴のある 頭皮の内側で行われていることですので
目に見える毛髪自体は 蘇生(生成)能力が無い ということになります
したがって 1度 髪が傷んでしまいますと ごまかすことは可能だとしましても
残念ながら 元に戻ることは ありませんので
強いパーマをかけたり ストレートパーマをかけたり また強いパーマにしてみたり
ブリーチしてみたり 黒髪に戻してみたり またブリーチしてみたり
と なりますと とても髪に負担がかかってしまいますので
今後のヘアスタイル計画に 影響を及ぼす可能性もございますし
「しばらくしたらカットする」という前提で施術を行わなければ いけないこともございます
また ダメージが進行しませんよう 日々のお手入れを 丁寧に行う必要もあるかもしれません
そして なにより スタイルを作るのは美容師ですし
責任は 常に わたしにありますので
ので
ので(汗)
学ぶことを やめず 「なるべくダメージレス」ということに こだわっていきます!
さて
tさん(男性で硬毛)がロングからショートにカットをした際に 毛束を保存させていただきまして
1番強い薬液(当店比)の矯正剤で数回ストレート(アイロンは最高温)を行い
ストレートパーマの失敗例であります「ひびり毛」を 意図的に制作してみました
この質感が ダメージの最高峰だと思っていただいて 構いません
ではご覧ください どん!!!
拡大写真も載せようと思いましたが やめました
ダメージの少ない 美しい髪を維持しましょう☆